折りたたみ自転車・小径車は進化した
〜 The folding bike and small wheel bike evolved
#1.小径車とは?
#2.折りたたみ自転車の進化にはすごいものがある
#3.ミニベロと小径車は違うの?
#4.小径車を買う目的をはっきりさせよう
#5.小型化はどこまで進むのか?
小径車とは?
小径車とはよーするにちっちゃい自転車のこと?
うん、だいたいそういうこと。・・・というのは、さすがに乱暴なので一応説明を・・・。
『コンパクト車』という自転車をJIS規格は呼び径20以下のものとしているよ。コンパクト車とはなるべく軽く、なるべく小さくしようよという目的でつくられているんだ。
一方、20インチ以下の自転車を指して呼ぶことの多い『小径車』の目的もやはりそのコンパクト性にあるよ。しかしサイズのいろいろあるミニベロ(例えば24インチとか)の微妙な大きさや、そしてそのような自転車たちが小型の自転車ではないのかというと、小型の自転車に分類されるんだ。なので小径車ということに関する明確な定義はないと言えるよ。
便宜的に20インチ以下を小径車と呼び、コンパクトサイクルなどの表記の時は『まあ小さめの自転車なんだな』と考えよう。うーむ、よーするにちっちゃい自転車か・・・^^。現在は様々な小径車があり、ほとんどの場合、折りたたみ機能がついているけど、小径車 = 折りたたみ自転車 ではないので注意しよう。
折りたたみ自転車の進化にはすごいものがある
折りたたみ自転車は筆者の子供の頃は『なんか、あんま折りたたまんのね・・』というものが多かったのだけど、いまの折りたたみ自転車はホントに折りたたむよ。シャキシャキ折りたたむよ。間違いなく進化した。
100円ショップで『えっ、これも100円!?』みたいな驚きがあるけど、折りたたみ自転車も
『えっ、ここも折りたたみ!?』
という具合に同じ驚きがあるよ。例えがヘタですみません^^。
折りたたみ自転車を買うときのおすすめは自分の求めているコンパクト性がどの辺りまでかを認識すること。そして余りにも安いものには手を出さないこと。これにつきるよ。
ミニベロと小径車は違うの?
ミニベロはフランス語で『小さな自転車』という意味だよ。mini vélo の vélo は自転車というフランス語だよ。
多くの場合、ミニベロは20インチより上なことが多いよ。したがって小径車とは別に捉えられていることが多いけど、要するにフランス生まれの小型自転車だよ。ミニベロは折りたたみではないタイプもあるので買う時は確認しよう。ちょっと小さめな自転車という感じで、やはり独特のかわいさがあるよ。基本的には長距離用ではないので、ちょこっとした散歩に向いているよ。
小径車を買う目的をはっきりさせよう
小径車を買うにあたっては、まず『ホントに小径車じゃなきゃダメかな?』と自問してもんもんしよう。
もう一回もんもんもんしよう。
小径車はストップ&ゴーが楽にできるので、信号やその他で停まったり、走り出したりする街中やポタリングでの自転車散歩などに向いているよ。見た目もキャッチでかわいいので、おしゃれさん。距離をあまり行かないサイクリングに向いているよ。『カメラを首からさげてお気に入りの折りたたみ自転車でカメラ散歩』とか、『ちょっとその辺まで乗り味を試して来よ』など気楽に乗りまわす感覚で楽しもう。
自転車の小型化はどこまで進むのか?
自転車の小型化はぐんぐん進んだよ。
いまでは6インチの折りたたみ自転車もあるよ。どっひゃー。しかしこれが意外と漕げる・・・。乗っていたら、小さな子供と奥さんに『あはははは』と笑われたよ^^。まあ乗り味を楽しむものだよね。楽しい気持ちにさせてくれるかわいい自転車だよ。
そこまで小さくなくても、小径車は自転車の輪行や車載などと組み合わせて楽しむゾーーという方には、魅力的だよね。その際は『どれくらいのタイヤ径ならコンパクト性を保ちつつ、距離も行けるのか』ということを考えよう。
参考になるかは甚だ疑問だけど、筆者は20インチの折りたたみ自転車でおよそ片道50k程度のサイクリング(街中ではなく、ほぼひたすら自転車道です)をクロスバイクに乗った友人としたけど、追いつくのが大変だったよ^^。それ以来、折りたたみ自転車では長距離サイクリングをしていないよ。それ以降は、短めのサイクリングや、輪行、車載などに折りたたみ自転車を使うようになったよ。
やはり小型の自転車には、それに見合った利用法で楽しもう。