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スポーツサイクルの種類は?

ここではスポーツサイクルの種類をざっくりと見ていくよ。はじめてスポーツサイクルを乗ろうとしている方、購入しようとしている方など、ひとまずその種類をあらためて見てみよう。各自転車の詳細は、ポタネットラボのほうにも載せています。ここでは、種類と名称をまずはざっくり確認していこう。

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ロードバイク

すっかりよく見るようになった、あのハンドルが前にクルッとしてるやつです。ドロップハンドルというよ。スピードが出るためレーサーのような格好をして、風の抵抗をなくすレーサースタイルで決めているかたもたくさんいます。細くて大きめなタイヤで、舗装路(オンロード)を走行するための自転車です。ハンドル形状は乗り馴れないと思う方もいるかもしれないけど思いのほか慣れるのは早いよ^^。おそらく今まで乗っていた自転車と大きく違う部分を具体的に挙げると、ハンドルの形状、前傾姿勢、ギアチェンジ、スピードが速い、車輪を簡単に外せるクイックレリーズなどの点です。あと人によってはサドルが高いと感じるかも。特徴は以下です。

point

  1. 速い(思いっきり漕ぐと「確かにヘルメット必要だな」と感じる速さです^^)
  2. 乗車中は前傾姿勢。けっこうすぐ慣れます。また、あまり深くない前傾姿勢で乗れるタイプもあります。
  3. タイヤが大きくて細い。通常は700c x 23〜28m幅のタイヤ。

クロスバイク

いわゆる「ぼーハン」,バーハンドル(または、フラットバーハンドルと呼ぶ)の自転車。タイヤが細めのものと太いものまで対応しているものと用途に合わせて様々な個体がある。現在は舗装路向きのものが多い傾向がある。バーハンドルは違和感なく乗れるため街中走行やはじめてのスポーツバイクにもよくすすめられることが多い。車輪は700 x 28m幅〜またはもうちょい太いくらいのタイヤを履いていることが多く、クイックレリーズ式が多い。価格を抑えた個体だとナット式の場合も多い。現在はツアラー向き(あとでカゴやキャリアを装備することを想定しているフレーム仕様)のクロスバイク、ロードバイク寄り、結構太めのタイヤが装着できたりするマウンテンバイク寄り、街中走行または通勤を念頭に置いたコンフォート系(楽な姿勢で乗れるよう工夫されていたりする)などなど、種類が微妙に細かく分かれる。買った後のカスタマイズも楽しみな自転車でもある。あらかじめ自分がどんなカスタマイズしそうかある程度予想して選んだ方が良い。また普段使いとしても実用的。

point

  1. 適度に速い
  2. 無理のない前傾姿勢
  3. 馴染みやすく、その後カスタマイズすることをある程度念頭において作られている個体もある

マウンテンバイク

もともとは山野走行のためのバイクだが、現在はファッションとしてのマウンテンバイクもあるので買う前によく確認しよう。いわゆるマウンテンルックのファッションとしてのバイクのほうは、山野走行不可のものも多いので要注意。ただいわゆるマウンテンルックとよばれるものもタイヤが太く、サスペンションが付いているものも多いので、街中では実用的。サスペンションは前後ついているものと、どちらかについているものと、個体によって違うので要確認。またブレーキの仕様も個体によって違うので確認したいところだ。スピードはロードバイク、クロスバイクに比べると、ブロックタイヤ装着時などはやはり落ちる(タイヤが太いため)が、タイヤをスリックタイヤなどに変えると驚くほどオンロード仕様になるので、あとから変えたり、また最初から街中で乗りやすいよう設計されているものも多い。山野走行しようと考えている方は、山野走行の楽しみ方にもいろいろな種類があり、それにより選ぶマウンテンバイクも変わってくるのでショップで店員さんに相談して購入した方が良い。またツアラーを意識したマウンテンバイクなどもあり、さらに細かくジャンルが分化している。山野走行のマウンテンバイクのおおまかな種類についてはマウンテンバイクで遊ぼうで確認してほしい。これ以上もっと種類はあるのだけど、どんな感じで分かれているかがなんとなく解ると思う^^。またタイヤのインチサイズも個体によって様々。

point

  1. 段差につよくタイヤ太い
  2. サスペンションが実は街中でも活躍
  3. スピード性はあまりないが見た目がキャッチ。タイヤをスリックタイヤなどに変えるとスピードも出る
  4. 同じマウンテンバイクでも山岳ライド対応の個体と、ファッション重視の個体は別のものとして捉えた方が良い

ランドナー・スポルティーフ・クラブモデル

ツーリングを念頭につくられている自転車。荷物の積載ができるようあとからキャリアがつけられるようになっていたり、ドロップハンドルの角度が、長時間乗ることを考え無理のない角度に設計されていたりと、自転車の個体によって様々(詳細はポタネットラボ参照)。現在は様々な種類のスポーツサイクルに、「ツーリング仕様にも多少できるよ」というタイプも出てきている。ツーリング車の種類によってはパッと見た目は形状がロードバイクに似ていると思うかたもいらっしゃると思います。しかしよく見るとタイヤが太め対応だったり、キャリアが標準で装備できたり、泥よけがつけられたりと工夫されている。フレーム自体は無駄のない細めのものが多いといって良いだろう。

point

  1. 細いタイヤを装着すれば速い、個体によって装着できるタイヤ幅は違う
  2. ツーリング仕様にできるよう工夫されている
  3. カスタムするのも楽しい

ミニベロ・小径車・折りたたみ自転車

小さいからとあなどるなかれ^^。現在はかなり高性能になってきています。スピードも思っているより速いものもある。タイヤが小さいのでスピードには限界がありますが、そのタイヤの小ささが街中での漕ぎ出し(stop and go)には、向いています。ポタリングや車載、折り畳んで移動などを考えている方はオススメ。筆者は折りたたみチャリで長距離ライド(片道100k程度)したことがありましたが、「長距離には向いていないな」と感じました。^^

point

  1. おしゃれなものが多い
  2. 散策、ポタリング向き、長距離ライドには不向きかも
  3. コンパクト、軽量、など様々なものあり

軽快車またはルック車

ルック車というのはあまり良い意味で使われないことが多いのですが、いわゆるスポーツタイプの値段の手頃なものたちです。安いが乗るとやはりママチャリよりは速いものが多い。乗り味も軽い。各パーツが完全にスポーツサイクルのものではなく、バラツキがある。「高価な自転車を置いてその場から離れたりするのが気になるなー」という方や、「そんなに高いのはちょっとなー、でもスポーツサイクルっぽいのが良いなー」という方には、移動も適度に速く実用的な面もある。筆者も普段の移動はルック車を乗っています。「スピードの更なる伸び」にはやはり限界がありますが、気に入ってしまえば充分に快適です^^。