必要な自転車工具
このページではスポーツ自転車を始めるにあたって持っておくとよい自転車工具について見ていくよ。ラボの「ゆっくり選ぼう自転車グッズ」のページと合わせて見てみてね。このページでは基本的な自転車工具、日常の自分でできるメンテナンス・点検などにつかうものを中心に各ツールをみていくよ。
自転車に長く乗る為に日常のメンテナンス・点検をマメに行おう
せっかく購入した自転車はなるべく長く乗りこなしたい。自転車に乗るということは自転車の各パーツによっては、乗った分だけ消耗するよ。ブレーキシューやシフトワイヤー、ブレーキワイヤー、タイヤ、チェーンなどは目で見えて確認できる消耗品でもある。サイクリングに出かける前は自転車のタイヤをポンプで適正な空気圧にし、同時に簡単に点検する習慣にしよう。日常的なマメな点検により異変にすぐに気づくようになり、それぞれのパーツを結果的に長持ちさせることができるよ。自転車の使用頻度によって点検の間隔はかわってくるよ。週末にサイクリングにでかけることが多い方は、前日にブレーキや、チェーンオイルの注油、点検、またタイヤを適正な空気圧にし、異常がなければ当日出がけに再度簡単に点検してから出かけよう。空気圧に関しては大丈夫なことがほとんどだけど、前日にタイヤに空気圧を充塡しておくと当日に微量な気づかないレベルの空気漏れがないかの確認にもなるためオススメです。またチェーンの注油は汚れをオイルとウエスなどで取り除いてから、注油しよう。メンテの方法・注油の方法については、「きほんは綺麗にすることから」のページなどで確認してほしい。またリム部分をウエスで綺麗にしてから出かけるとブレーキシューの当たりも良くなり安心だ。同時に片効きもチェックしたい。ブレーキシュー、タイヤなども小石などの異物が刺さってないか手のひらや目視で確認しておくとパンク予防にもなる。以下にサイクリング時出発前に自分でできる点検のポイントをまとめてみたよ。
point
- タイヤを適正な空気圧にする
- チェーンの注油と簡単な清掃
- リム部分、ブレーキシュー、タイヤに小石や異物がないかの確認
- ブレーキは的確に効くか、ブレーキシューが片効きしていないか、レバーの引きの重さは適正かなど
自転車工具を購入する際のマメ知識
補足として自転車工具を揃えていく前にマメ知識を。自転車携帯ツールは商品によってセット内容に違いがあるよ。例としてはアーレンキーのサイズのセット内容の微妙な違い、タイヤレバーの付属あるなし、その他の自転車ツールの付属あるなし、いろいろです。またパンク修理キットにタイヤレバーが付属してくるものもあれば、紙ヤスリ・ゴムのり・パッチなどを個別に買い求める方もいたりといろいろです。またアーレンキーについては、組み立て家具などを購入した際に付属でついていたりします。おそらくは多くの場合、自転車のメンテナンス時によく使うサイズまわりではないことが多いですが、念のため家に既にあるそういったアーレンキーを集めておきサイズを確認しておくのもアリです。筆者もふと気になって調べたらアーレンキー結構でてきました^^。筆者の場合買ってから気づいたのだけど・・^^。こういった作業が面倒な場合は自転車用のアーレンキーを別途買おう。工具っていざ家の中探すと意外とあるのよね、いろいろなんかの記念の貰い物とか商品に付属してたものとか^^。自転車メンテナンス時にも一般の工具を使う場合もあるし、自転車専用工具を使うべきところは無理に代用せず自転車専用工具を使おう。ネジやワッシャー、ナットの角などを損傷すると面倒です。自転車工具の揃え方はいろいろで
- それぞれの自転車工具を一個ずつ揃えていきそれを、携帯が必要なときは携帯する(普段用と携帯用が同一)。
- 携帯ツールセットとメンテナンスで普段に使うもの(携帯用じゃないもの)は区別する
- 携帯ツールも普段使い、セットにないものを順次揃えていく
などなど携帯ツールにある工具でも、のちのち普段のメンテナンスの際には例えば「小さすぎてどうもしっくりこないから持ち手の大きいものを単独で別途買うか〜」という具合になったりします。また場合によってはその逆「単独の買ってみたけどなんだかんだ携帯ツールのいつも使ってるな・・」という状況もあります。自転車工具を購入するときはこういった無駄が起きないようあらかじめある程度予想していた方が良いです。自分がどのへんまで自分でメンテナンスしそうか、どんどん自分でいじるようになりそうか、それともその都度お店にすぐに持っていき修理・メンテするほうが良いかなどなど。購入は計画的に^^。
point
- 工具はある程度計画的に揃えていく
- 一般工具を使用する時もあるが、自転車専用工具を使うべきところは専用工具をつかい無理に一般工具で代用しない
- 各部品、ワッシャー、ナット、ネジなど基本的には自転車の個体によって規格が違う。各部品損傷するとけっこう探すのが面倒だと思っておいた方が良い
持っておきたい自転車工具
日常的なメンテナンス時に調整のために必要になる自転車工具や周辺のツールを見ていくよ。はじめにひとまず持っておいた方が良い自転車工具、ツールをリストアップしてみたよ。
point
- ウエス
- フロアポンプ
- 携帯ポンプ
- チェーン注油用のオイル
- 携帯自転車ツールセット
- 予備のチューブ
- プラスマイナス(+−)ドライバー
- ※その他携帯ツールのセット内容によって別途必要な場合はアーレンキーのセットやコンビネーションレンチ(ナット止めの場合)、タイヤレバー、パンク修理キット
フロアポンプ
Panaracer(パナレーサー) アルミ製フロアポンプ [エアゲージ装備] イエロー 米式/仏式バルブ対応 BFP-04AGA-Y |
フロアポンプは自身の自転車のバルブに対応したものを選ぼう。またスポーツ自転車の場合はエアゲージ付きのものを購入しておいた方が良い。出かける前は適正な空気圧にしてからサイクリングに行こう。
チェーンオイル
KURE [ 呉工業 ] スーパーチェーンルブ (180ml) チェーン専用プレミアム潤滑剤 [ 品番 ] 1068 [HTRC2.1] |
チェーンの清掃方法はきほんは綺麗にすることからで確認してほしい。いろいろなチェーンオイルがあるので試してみよう。左は筆者も注油用に使用している。吹きかけると泡状になり流れ落ちずに細部まで油が染み込むよう工夫されている。見てるとちょっと面白い^^。
携帯自転車ツール
セット内容がさまざまなので自分に合ったものを購入しよう。左は筆者も使用している。タイヤレバー、プラスマイナスドライバーも付属している。その他細かな自転車工具も付属していて最初の頃はこれで用は殆ど足りた。
プラスドライバー
携帯ツールに付属していることもあるが、自宅にプラスドライバーがない場合は持ち手のある程度しっかりしたものを別にもっておくと良い。適正な角度、力でネジを回せるのでネジを損傷しないで済む。
※その他携帯ツールのセット内容によって別途必要な場合はアーレンキーのセットやコンビネーションレンチ(ナット止めの場合)、タイヤレバー、パンク修理キット
コンビレンチ
ナット止めの車輪を外す際に必要。レンチについては自転車で使用するサイズは14mや15mが多い。一般のレンチではこのサイズがセットものに含まれていないこともある。必ず自分の自転車のナットを前後とも確認してからレンチを探そう。